Twitter草創期のHow toモノ 『つながる力 ツイッターは「つながり」の何を変えるのか? 』読後感

ブログ収益化

つながる力 ツイッターは「つながり」の何を変えるのか?

私が自らの発信ツールとして利用しているのは、ブログ、フェイスブック、そしてツイッターです。インスタグラムもアカウント登録だけはしましたが、記事を書く際に参考とするために、スポーツ選手や芸能人などが開設しているページを閲覧するだけの「読専」で、自分では投稿していませんし、投稿する予定もありません。

とにかく、一番読んで欲しいのはブログなので、フェイスブックとツイッターはそのPVを集めるための手段というのが私の中での位置づけでした。

しかしながら、ブログに結びつけるためにはそれなりにフォロワーがいないといけません。で、フォロワーを増やすためにはどうしたらよいのか、について少し気合を入れて学んでみることにしました。

ツイッター上にも、フォロワー数増加のためのノウハウを公開していたり、またセミナーなどを開催されていたりする方はいますが、それほど時間もお金もかけたくはないというのが本音。というわけで、こういう際の私の常とう手段として、本を読んで手法を得るという方法をとることにしました。で、Kindle Unlimitedのラインアップの中から選んだのが標題の書。おカネの専門家としても著名な勝間和代氏と、ツイッターが人口に膾炙し始めた時期に「ツイッターの女王」として何度目かのブレイクをはたした広瀬香美氏の共著ということで、期待して読書開始。

ところがこの一冊は、それこそツイッターを含むSNSが世に知られるようになり始めた時期に書かれた、本当に本当に初歩的な内容でした。今では当たり前に使われているリツイートの機能とかがまだなかった時代に書かれたものなので、いかにも内容が古い。サービス開始時の試行錯誤の様子がうかがえるという「歴史的価値」や、ツイッターの秘める可能性の大きさについて知れたという効用はあったものの、実際にどのように「集客」していったらよいかについての具体的な方法は書かれていませんでした。

この本が出版されたのは2009年頃で、そこから10数年を経た今、ツイッターはすでに流行を超えて多くの人々の生活に「定着」し、公的機関の情報までがツイッターで発信されるようにもなりました。地震や電車の遅延などの情報が一般人の手によって多くの人にもたらされ、その情報に基づいて行動するというパターンも日常化してますね。

ただ、残念ながら今の私にとっての第一の目標、すなわち自分のブログに読者を誘導するという目的のためにツイッターをどう活用したらよいかということについてはほとんど触れられていない状態でした。まあ、ブログの内容を充実させることが一番の早道だというのはわかっています。自分のブログに関するキャッチコピーのようなものの質をいかに上げていくか、ということに関しても、ツイッターというSNSうんぬんよりは、自分のワード選びのセンスを挙げていくしかないんでしょう。

ツイッターから私という人間を知ってもらい、最終的にブログに引っ張っていくためにはどうしたらよいか?

一言で言ってしまえば魅力的なツイートを発信し続けていくことです。なにが魅力なのかが実は一番難しい。私が面白いと思っても、その面白さを共有してもらえるかどうかの決定権は受け手の皆様の方にありますからね。

何とか自分で面白いと感じたことを皆様にも面白いと思っていただきたい。これは、何かを表現しようとする人間にとっては普遍的な欲求であって、ツイッターに限ったことではありません。面白いと思ったことを表現するのに、ツイッターならではのテクニックがあるのかと思ったのですが、この本からはそうしたテクニックをくみ取ることはできませんでした。そういうテクニック、そしてネタについては自分で見つけていくしかないんだな、ということだけは理解しました。自分なりの方法で面白さを追究するとともに、他の本の方法も見てみようと思います。kindle Unlimitedのラインアップの中からだけですけどね(笑)。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました