読書から得る情報を残しておくためには有効な方法『Kindle Unlimited を最大限に活かすための読書ノートの作り方と活用術』読後感

読書

Kindle Unlimited を最大限に活かすための読書ノートの作り方と活用術

私は読書が大好きです。一行も本を読まずに終わる日はありません。年間200冊読むことを目標にしており、大体150冊くらいは読むようにしています。

しかし、読むには読んでも、その内容が頭の中に残っていないというのが大きな悩みでした。このブログも別口のブログも、読んだ本について書くことが一番多いのですが、もともとブログを始めた動機の一つは、読んだ本の内容を忘れないようにするためでした。しかし、忘れてしまう(苦笑)。読んだ本の感想を書き終わって投稿し、過去ログを検索してみたら、実は以前にすでに読んで読後感まで投稿していたなどという例も何度かあります。

まあ、この程度の二度手間で済んでいればよいのですが、何かを得ようと思って読んだ本の内容を忘れてしまうというのは実に惜しいオハナシです。時間も手間もお金もかけたのに何も残らないというのは悔しいし、むなしいことでもあります。

そんな中、日課であるKindleストアページチェックの際に見かけたのが標題の書。とりあえず、私のニーズには合致してそうだし、Kindle Unlimitedのラインナップにも入っているのでサブスクの料金内で読めるし、ということで即座にDLして衝動読みしました。

具体的には、気になったところをハイライトしておき、後でその部分を抜き出して何らかのテキストにコピーし、そこに気になった点を書き加えて取っておくという方法が紹介されていました。この方法なら手軽に気になったところを記録しておけるし、デジタル媒体に記録しておけば、後々気になった際に検索が容易だというメリットが理解できたので、さっそくこの本からその方法を使って読書ノートを作ることにしました。

しかしながら、ここから結構手がかかっちゃいました。

標題の書では読書ノート作成には「Obsidian」というアプリを推奨しているのですが、これは作者の小田やかた氏がiPadをモバイルデバイスとして使っているがためでした。私の持つモバイルデバイスはKindleFireHD8とKindleFireHD10。一応iPhoneにもKindleはインストールしてありますが、私にとっては画面が小さすぎて、Kindleを忘れたとかいう緊急事態時以外は読書デバイスとして使う気にはなりません。しかし、KindleのアプリストアからはObsidianはダウンロード出来ないんです。

なんとかKindleFireHD上でObsidianを使うために、どうしたらよいかをネット検索した結果、出て来たのが↓の方法。

FireタブレットにGoogle Playをインストールする方法【2023年版】

この方法はAmazonでは認められていない方法だそうですので、くれぐれも慎重にご検討いただいた上で、自己責任で実施ください。

で、GooglePlayを導入して、Obsidianを無事インストールし、ついでにWindowsPCとmacminiにもObsdianを導入しました。基本的に、データの貼り付けはKindle上で行い、ファイルを共有化して、自分自身の気づきメモはPC上で書こうと目論んだためです。

ところが、ここでまた問題発生。Kindleにはいわば「無理矢理に」Obsidianを導入したせいか、ネットで検索したマニュアルには出ている言語変更のオプションが表示されないのです。つまり、いろんな表示が英語のまま。しかも、他のデバイスとファイルを共有化するには、なにがしかの料金を払わないといけないらしいのです。この辺、使い方がよくわからず、もしかしたらものすごく初歩的なミスを犯しているかも知れないので、もし詳しい方がいたら、コメント欄でご教示いただければ幸いです。

仕方がないので、Googleドキュメントに記録して、Googleドライブに収納してデバイス間で共有化しようとしたのですが、Amazonのアカウントとは違うGoogleアカウントでドライブにアクセスしようとしたせいか、何度やってもドライブにもアクセスできないし、ドキュメントも立ち上がりません。

最後の最後、MicrosoftWordに記録した上で、OneDriveに保存することで、ようやくデバイス間での共有がかないました。

いろいろ勉強にはなりましたが、本をもう1冊は優に読めるであろう時間を費やす結果となりました。

とにかく、読書ノートを作成する下準備は完了しましたので、後は本を読んでノートを作成していこうと思います。

作者小田氏は、時折ノートを見直して関連している事項をまとめていくと、情報の整理もできるし、新しい思いつきも浮かびやすくなるというアドバイスも残してくれています。ただのデータストックではなく、自分なりのデータベースとしての読書ノートを作っていくというのは楽しみでもあります。

【追記】

お恥ずかしいミスに気付いてしまったので追記します。

私は、ハイライトは都度都度コピーしてWordに貼り付けるという方法しかないと誤読しておりました。Kindleにはハイライトした文章をPC上でいっぺんで確認できる方法があったのです。そして、この確認画面から全部をコピーすることもできます。ここで全部をコピーしてWordなりGoogleドキュメントなりにペーストすれば一発で抜き書きは完成です。

よくよく読み直したら、ちゃんと標題の書でもこの方法は紹介していました。途中で適当に読み飛ばしてしまったのでしょう。こうした気づきも読書ノート作成の一つの効用だと言い訳しておきます。

 

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