在宅ライターを目指すには?その4.それでも努力した者にしか道は開けない

Bruno /GermanyによるPixabayからの画像Bruno /GermanyによるPixabayからの画像 ライティング

4.それでも努力した者にしか道は開けない

まだ自分自身が駆け出し故に、偉そうなことを書く資格はないのですが、自分自身への宣言として本稿を投稿したいと思います。

その2、その3で書いたように、ライター活動は茨道です。

こんな困難な状況下でもライターとしての活動をしようという方には、ひとつだけ言えることがあります。

それは書くのを止めないこと。お金にならないサイトでもブログでもいいからとにかく書き続けることです。

この辺は、どんなスポーツをやるにせよ、基礎体力が必要なのと一緒で、とにかくエクササイズを積んで、基礎「文章力」とでもいうべきものを身に付けていくしかありません。ネタになりそうなトピックスを見つけ、そのトピックスに対しての自分なりの見解をまとめ、それを文章にする。この訓練を毎日続けるだけで、基礎文章力は確実に上昇します。

自分独自のものの見方というのはなかなか難しい問題ですが、最初のうちは素直な感情の吐露でよいと思います。感情を素直に言葉にするってのは実は結構難しいことです。冷静になりすぎると「紋切り型」の表現に寄っていってしまいます。感情的になりすぎると得てして表現が暴走してしまいます。その辺のさじ加減は書き続けないと調節できる力がつきません。

また、書いた文章はなるべくなら他人様の目で見ていただき、批評を仰ぐとよいと思います。新しい視点をもらえるかも知れないし、間違った認識を正してもらえることもあります。技術的な指導をコーチに仰ぐのと同じ感覚ですね。

たまにとんでもない言いがかりをつけてからんで来る奴もいますが、それをスルーするのも一つの訓練です。

一方でそうした基礎文章力を磨きながら、サイトや雑誌、各種のコンテストなんかに挑戦し続ける。こうして実績を上げていくしかありません。

その1で書いた通り、一億総ニッチ市場は目の前に開けていますが、一億総競合状態でもあります。

どこかのバスケ漫画で有名になった一言「あきらめたら試合はそこで終わり」は正に至言。

また、私が愛してやまないラグビーの世界には、「楕円球は努力をし続けた者の前に転がってくる」という言葉があります。

努力したからといって、必ず成功に結び付くという保証はどこにもありませんが、それでも、成功は諦めずに努力した者にしか訪れません。

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